天津大学M/NEMS(微小電気機械システム)実験室の段学欣教授のチームは、センサーを集積したスマートマスクを開発した。このスマートマスクは、人の息にウイルス病原体が含まれるかを直接検出できる。関連成果は国際的に権威ある学術誌「バイオセンサーとバイオエレクトロニクス」に掲載された。科技日報が伝えた。
このスマートマスクのセンサーは精密に配列されたナノワイヤアレイからなっており、ナノワイヤの幅と間隔はウイルス粒子のサイズにマッチしている。ナノワイヤアレイは一枚の「網」のように、息のウイルス粒子を正確に検出できる。同時に科学研究者はナノワイヤアレイに、抗原のウイルス発生免疫反応を持つ抗体を加えた。ひとたび反応が生じた場合、センサー全体のインピーダンス値が上がる。センサーのインピーダンス値の変化をモニタリングすることで、ウイルスが含まれるかを初期的に検出できる。
「このスマートマスクは広く空港、税関、病院などの人が密集する場所の急速スクリーニングに使用できる」。段氏によると、マスク着用者または管理者はワイヤレス通信システムを通して、携帯電話やタブレットPCなどのスマート端末を使い安全に情報を取得し、スピーディに意思決定できる。大きな流行病の抑制などの面で重要な意義を持つ。(編集YF)
「人民網日本語版」2021年6月21日
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