台湾地区中央流行疫情指揮センター(CECC)の20日の発表によると、新型コロナウイルスの新規感染者は109人、死者は11人だった。現時点で、台湾地区の感染者数は累計で1万4005人、うち1万2787人が台湾地区内で感染した症例となっている。死者は累計で549人となっている。新華社が報じた。
CECCの発表によると、今月19日の時点で、アストラゼネカ製ワクチン接種後に亡くなった人の数は67人に達した。うち、9人はすでに解剖され、1人から新型コロナウイルスが検出された。CECCは、「現時点では、ワクチン接種と死亡には、因果関係はないと見られている」と説明し、「他の年齢層への接種をできるだけ早く始めるために、75歳以上の高齢者は接種を急いでほしい」と呼び掛けている。
アストラゼネカ製ワクチン接種後に死亡する高齢者が相次いでいるため、台湾地区の各県・市では、20日の同社のワクチン接種率がさらに下がった。
CECCによると、今月19日の時点で、台湾地区では148万人が少なくとも1回目のワクチンの接種を受けたが、その接種率はわずか約6.4%となっている。(編集KN)
「人民網日本語版」2021年6月21日