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中国アニメ博物館が杭州で開館

人民網日本語版 2021年07月02日10:18
中国アニメ博物館が杭州で開館

国家広播電視総局(国家ラジオ・テレビ総局)と中国アニメ学会が認可した初の「国のお墨付き」のアニメ博物館が浙江省杭州市濱江区白馬湖の湖畔にオープンした。主体の建築面積は3万382平方メートルで、上空から見ると「筋斗雲」のような形をしていて、とてもアニメチックだ。光明日報が報じた。

伝統的な博物館と異なり、中国アニメ博物館には、劇場や映像エリア、図書館、視聴室など、アニメ色の濃い関連機能エリアが設けられている。また、アニメ関連の原画や台本、史料、刊行物、フィギュアなど、約2万点が展示されている。

中国アニメ博物館を見学していると、デジタル化インタラクティブプログラムを随所で体験することができる。例えば、博物館の大ホールに入ると、金の如意棒を持った孫悟空が立っている。それは、著名なアーテイスト・韓美林がデザインした「雲小動」で、来場者と会話することができる。

また、展示ホールに入ると、アニメ撮影用カメラや撮影機材などの発明から、初めて動く画像がスクリーンに映し出された当時の様子に至るまでの「アニメ誕生」の様子が展示されている。また、「切り絵アニメ」、「水墨画アニメ」、「人形アニメ」など、中国の特色あふれるアニメのコーナーも設置されているほか、中国最初の長編アニメーション映画を製作した「万氏兄弟」の発展の歴史を紹介する四部構成の演劇作品が上映されており、「万氏兄弟」が中国アニメの発展のために生涯を捧げた奮闘史を見ることができる。その他、大きなアニメ撮影用カメラを操作して、伝統的なアニメの撮影技術を体験したり、1980年代の街の中を歩き、緑色の新聞スタンドで漫画を読んだり、小さな映画館でアニメーション映画を見たりといった懐かしの思い出を甦らせることもできる。(編集KN)

「人民網日本語版」2021年7月2日  

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