北京の人気景勝地である円明園で今月28日、第26回ハスの花フェスティバルが開幕した。円明園のハスの花の栽培面積は約66.6ヘクタールで、200品種以上のハスが栽培されている。フェスティバルは8月20日まで開催されており、7月中旬から下旬にかけて最も見頃となりそうだ。北京晩報が報じた。
ハスの花の品種や数が最も多い円明園の「多稼如雲」と呼ばれるエリアは、長年の取り組みを経て、科学研究と生産、観賞が一体となったハスの花科学研究拠点とハスのジーンバンク となっている。「多稼如雲」は、円明園の40景の一つで、かねてから、真夏にハスの花を鑑賞するベストスポットだった。
円明園は船に乗ってハスの花を観賞するツアーも打ち出している。観光客は長春園海岳開襟埠頭から船に乗り、湖に咲く美しいハスの花を、至近距離で観賞することができる。(編集KN)
「人民網日本語版」2021年6月29日