河南省の豪雨被害、延べ131万7800人が避難　鄭州市市民は順次帰宅へ

河南省は25日に水害対策と救助に関する記者会見を開き、同日12時の時点で、今月16日からの豪雨の被災者は同省139県（市、区）の1464郷・鎮の1144万7800人に達し、死者63人を確認、5人が行方不明となっていることを明らかにした。緊急支援を必要とする被災者の数は29万6000人、被害を受けた農作物の面積は87万6600ヘクタール、倒壊した家屋は8876世帯の2万4474部屋。緊急避難している被災者の数は86万1900人で、避難した人の数は延べ131万7800人に達した。鄭州市など一部の地域ではすでに市民が順次帰宅し、普段の生活に戻っている。

25日、河南省の大型ダム11ヶ所、中型ダム38ヶ所で洪水期制限水位を超えた。浚県新鎮碼頭村を流れる衛河の決壊した土手は復旧作業が行われており、すでに遊水地7ヶ所に水が流されている。

22日から、鄭州、安陽、新郷の3地域では、すでに感染症防止のための消毒作業の実施が始まっている。（編集KN）

「人民網日本語版」2021年7月26日