大雨の影響で、江西の湖の水位が警戒水位まで69センチの18メートル以上に

人民網日本語版 2021年05月25日15:26

江西省を流れる修河の永修観測所の水位と饒河上流の主流・楽安河の虎山観測所の水位が5月24日、警戒水位を超えた。その影響で、鄱陽湖の水位も急上昇し、警戒水位まであと1メートルもない状態となっている。中央テレビニュースが報じた。

江西省の多くの地域で連日の大雨が降り、その影響から河川の水位が急上昇している。24日午後4時の時点で、修河の永修観測所の水位は20.46メートルで、警戒水位を46センチ超えた。饒河上流の主流・楽安河の虎山観測所の水位は26.97メートルで、警戒水位を97センチ超えた。鄱陽湖の基準となる水文ステーションの星子観測所の水位は18.31メートルに達し、警戒水位まであと69センチとなっている。現地の水文・気象当局は、今後数日間にわたり、まだ強い雨が降りやすい天気が続くと見ており、川や湖の水位がさらに上昇すると見られている。

水害防止対策の現状に対応し、江西省の川や湖の周辺地域では水害防止責任制が全面的に実行され、モニタリングや警報発令が強化され、水害防止に必要な物資が十分に準備され、危険な場所を発見するための堤防パトロールが展開されている。永修県では、4級の洪水・干ばつ緊急災害対策が講じられている。(編集KN)

「人民網日本語版」2021年5月25日

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