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ブルース・リーに憧れブラジルから中国にやって来たモラスさん

人民網日本語版 2021年07月29日14:33
ブルース・リーに憧れブラジルから中国にやって来たモラスさん
7月25日、南寧市民生広場で、武術の型を披露するモラスさん(写真中央、撮影・劉嶺逸)。

ガブリエル・デ・モラスさん(40)はブラジルのリオデジャネイロから中国にやって来た。現在彼は広西壮(チワン)族自治区南寧市のとある武術館で武術トレーナーとして働いている。彼は若い頃から中国のカンフーや文化に興味を抱いていたという。カンフースターのブルース・リー(中国語名・李小龍)に影響を受け、ブラジルのブルース・リーになりたいという思いから、自分に「莫小龍」という中国語名をつけたという。新華網が伝えた。

2008年、モラスさんは交換留学生として中国にやって来て、北京中医薬大学で交流学習を経験した。勉強を終えてブラジルに帰国したモラスさんは、地元に武道館を開いただけでなく、鍼のカリキュラムも開講した。

2016年には、妻の故郷である広西南寧に妻と一緒にやって来て、新たな師について武術を学んでいる。自身の武術レベル向上に精進するだけでなく、暇を見つけては、中医病院を訪ねて見学や勉強をしており、それをネット授業というスタイルでブラジルの生徒たちに教えている。モラスさんは自分を通じて、より多くのブラジル人に中国文化に対する理解を深めて欲しいと考えている。(編集TG)

「人民網日本語版」2021年7月29日

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