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雲南竜陵で絶滅危惧種の大理鎧ランを初めて確認

人民網日本語版 2021年07月28日15:21
雲南竜陵で絶滅危惧種の大理鎧ランを初めて確認
大理鎧ラン(7月25日撮影・李家華)。

雲南省竜陵小黒山省級自然保護区の職員が7月25日、野外パトロールをしていた際、小さな野生の花を発見した。雲南省林業・草原科学院の蒋宏高級エンジニアの鑑定を経て、この花はラン科鎧ラン属植物の大理鎧ランであることが確認された。同保護区で大理鎧ランが確認されたのはこれが初となる。新華網が伝えた。

大理鎧ランの分布している範囲は非常に狭く、群の数も極めて少ないため、「絶滅危惧種」に属する。竜陵小黒山保護区では、主に標高2400 メートルから2950 メートルまでのエリアに大理鎧ランが分布している。

蒋氏によると、大理鎧ランは地生草本植物に属し、その最もはっきりとした特徴は一葉一花で、高い観賞性と科学研究価値を備えているという。

竜陵小黒山省級自然保護区管理局の劉勇局長は、「今回の大理鎧ランの確認によって、竜陵に分布している植物の種類が増えたことになると同時に、竜陵の優れた自然生態環境をも反映している」とした。(編集TG)

「人民網日本語版」2021年7月28日

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