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中国のインターネット病院、今年6月現在で1600ヶ所超に

人民網日本語版 2021年08月02日10:43

北京協和病院で7月31日に行われたインターネット病院の質の高い発展サミットフォーラム並びに管理技術基準発表会によると、全国のインターネット病院は今年6月現在で1600ヶ所以上にのぼっている。新華社が伝えた。

各種制度の構築・整備を通じ、中国のインターネット病院の数が近年、急増している。インターネット病院はすでに医療サービス体制の重要な構成部分になっている。国家衛生健康委員会医政医管局医療資源処の高勇副処長によると、全国のインターネット病院は2018年12月には100ヶ所あまりしかなかったが、昨年12月には1100ヶ所以上に発展し、今年上半期に新たに約500ヶ所増えた。

昨年の新型コロナ流行中に、インターネット医療サービスの発展を推進・規範化するため、国の関係当局は感染対策におけるインターネット診療相談サービス活動の徹底に関する通知など一連の文書を通達した。1年以上にわたり、インターネット診療サービスは患者の医療サービス需要の保証、病院のオンライン・オフライン医療サービス圧力の軽減、人の密集と交差感染の減少といった面で積極的な役割を担うようになり、インターネット診療件数が大幅に増加した。

国家衛生健康委員会病院管理研究所の葉全富所長は、「当研究所の調査研究・統計状況によると、国家衛生健康委員会に所属する(または同委員会が管理する)44ヶ所の病院の診療人数が2019年同期より17倍増加した。第3者プラットフォームのインターネット診療相談数は20倍以上増えた。

北京協和病院のインターネット病院は審査に合格し、今年3月に北京市で最初に承認されたインターネット病院の一つになった。現在、北京協和病院の49診療科・部門の1000人以上の医療従事者がオンライン診療相談を展開しており、累計で延べ20万人以上の患者にサービスを提供している。36診療科・部門の1200人以上の医師がオンライン診療の権限を取得し、累計で延べ6万人の患者にサービスを提供している。(編集YF)

「人民網日本語版」2021年8月2日

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