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中国製造業のデジタル化モデル転換ペースが加速 (2)

人民網日本語版 2021年08月03日11:23

2020年9月15日、重慶市北碚区の正能機械有限公司で、技術者がインダストリアル・インターネットの「コックピット」のような監視ボードで作業現場の生産運営状況をチェックしていた。(撮影・秦廷富。写真提供は人民図片)

受注の好調なスタートは5G+インダストリアル・インターネットとの強者連合によるものだ。徐工重型情報化管理部の李忠福部長は、「5G+インダストリアル・インターネットとの協力を利用して、異なるメーカー、異なるブランドが製造した大量のデバイスが集積プラットフォームに接続できるようになり、デバイス間の相互接続を最大限実現した。5G+インダストリアル・インターネットは生産設備の運営データのリアルタイムモニタリングを実現し、生産能力の配置をより正確で合理的にし、生産効率を20%以上向上させただけでなく、製品のパラメータを追跡・リターンし、顧客に遠隔診断サービスを提供することもできる」と説明した。

中国情報通信研究院の王志勤副院長は、「5G+インダストリアル・インターネットが融合し重なり合い、促進し合って共に前進することが、製造業のデジタル化モデル転換の新たな戦場になるだろう。現在、中国全土で進められている5G+インダストリアル・インターネットのプロジェクトは1600件に迫り、国民経済の20以上の重要業界をカバーし、これらを土台にして、5G+インダストリアル・インターネットは今、航空、鉄鋼、鉱業、港湾などの先導する業界から製造業全体へと広がっている」と説明した。

浙江省嘉興市にある鑫圓紡績工芸有限公司の紡績作業の現場では、高速回転する紡績機がずらりと並び、内部に取り付けられた小さな黒いボックスを通じて、工場にある270台の紡績機、108台のダブルツイスター撚糸機、各種の紡績関連設備がクラウド端末の「ブレーン」とつながっている。

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