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中国初の鉄道積み卸し自動化埠頭、武漢で開港

人民網日本語版 2021年08月03日14:28

船と列車のサイレンが鳴り響く中、武漢中遠海運港口1号ガントリークレーンで忙しく積み下ろし作業が行われている傍ら、50基のコンテナを積んだ貨物列車が「武漢港駅」から発車した。これは武漢陽邏国際港コンテナ水陸連携輸送プロジェクトの開港・開通を示している。科技日報が伝えた。

これは中国初の鉄道積み卸し自動化埠頭であり、長江中・上流で初のスマートコンテナ埠頭にもなる。

ガントリークレーンの巨大な鋼鉄の腕が船から正確にコンテナをつかみ取り、舷側の上を通過し自動運転コンテナトラックに置いた後、トラックは設定されたルート上を自動で運転した。近くの埠頭鉄道作業エリアでは、国際定期貨物列車「中欧班列(武漢)」がゆっくりと発車した。阿拉山口から出国し、18-20日後にドイツのハンブルグとデュイスブルクに到着する。

陽邏国際港コンテナ水陸連携輸送2期は、国家長江幹線港湾の12の水陸連携輸送施設接続プロジェクトの一つだ。完成後は「同一場所における鉄道・港、運営、検査、情報」の一体化を実現する、水陸連携輸送の重要ハブになる。同プロジェクトは武漢の港湾型国家物流ハブ都市、国家ビジネス物流センターの建設にとって重要な意義を持つ。

武漢は順調に水陸連携輸送の「ラストワンマイル」を埋め、中欧班列(武漢)と黄金水路のシームレスな連結を実現し、川と海から直接中欧班列とつながり、東アジア・中央アジア・欧州を横断する国際物流の新たなルートを形成した。長江沿線地域の貨物は水路により陽邏国際港コンテナ水陸連携輸送2期に集まり、そこから中欧班列(武漢)で欧州に直接到着する。(編集YF)

「人民網日本語版」2021年8月3日

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