医療用陽圧式化学防護服を着用した張苗看護師(撮影・鄭婷婷)。 |
湖北省武漢市では、数日前から、全市民を対象とする大規模なPCR検査を実施しており、高温・酷暑が医療スタッフにとって大きな試練となっている。6日、武漢東湖路コミュニティに設けられたPCR検査会場では、武漢大学人民病院(湖北省人民病院)腎臓内科二科の張苗看護師が特殊な防護服一式を着用して、人々の関心を集めた。中国新聞網が伝えた。
張看護師が身に着けていたこの特殊な装備は医療用陽圧式化学防護服(送風装置付)で、従来は重篤患者の救護や気管切開・挿管作業時に用いられ、エアロゾル感染リスクを最大限抑えるために使われる。医療スタッフにより快適な着用環境を提供し、より広い視野で作業することも可能となっている。(編集KM)
「人民網日本語版」2021年8月10日