東京五輪が閉幕し、競技を終えた中国の代表選手らも続々と帰国。北京や天津、遼寧省などで隔離措置を受けている。観察者網が報じた。
隔離期間中、アスリートらも時々、Vlog(ブイログ)をアップしてネットユーザーと交流している。アスリートにとって、隔離中の投稿の内容で欠かせないのがトレーニングで、その方法もバラエティに富んでいる。
東京五輪・トランポリン女子で金メダルを獲得した朱雪瑩選手は帰国後、ショート動画共有アプリ「抖音(TikTok)」に、「隔離期間中の日常のちょっとした活動」という動画の投稿をはじめ、ヨガマットやヨガボール、鉄アレイ、さらには室内用のミニトランポリンを使ってトレーニングする様子をアップしている。
東京五輪・ウエイトリフティング男子61キロ級で、合計313キロで金メダルを獲得した李発彬選手の隔離期間中のトレーニングはハードであるものの、その動画にはキラキラ効果やハートマークのあるフィルターがかかり、可愛らしい仕上がりになっている。
男子三段跳びの方耀慶選手も可愛いキラキラフィルターがお好みのようだ。
東京五輪の競泳男子200メートル個人メドレーで金メダルを獲得した汪順選手は、器材を使わないベーシックなトレーニング方法を惜しげもなく紹介している。
東京五輪・ウエイトリフティング女子87キロ級で金メダルを獲得した李雯雯選手も、トレーニングをする様子を撮影した動画を投稿。本人は「簡単なトレーニングをしている」と綴ってはいるものの、簡単そうには見えない。
競泳の李氷潔選手は、トレーニングだけでなく、食事や見ているアニメなども紹介し、楽しく隔離生活を送っていることが窺える。
こうした動画を見て、あれこれと運動ができない言い訳をしてきたネットユーザーらは「自責の念」に駆られているようで、「家には運動できる環境がないという言い訳もできなくなった」、「選手らは五輪が終わったばかり。大学入試が終わってすぐにまた勉強を始めているようなものだ」などの声が寄せられている。(編集KN)
「人民網日本語版」2021年8月11日