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「金爆買い」が再来か 今年上半期の金消費量7割近く増

人民網日本語版 2021年08月10日16:08

中国黄金協会がまとめた最新の統計データによると、今年上半期の中国全土の実際の金消費量は前年同期比69.21%増、新型コロナウイルス感染症が発生する前の2019年同期比4.49%増の547.05トンだった。このうち金のアクセサリーは前年同期比67.68%増の348.56トン、金インゴットと金貨は同96.28%増の151.10トン、工業用金とその他の用途の金は同23.28%増の47.39トンだった。「北京日報」アプリが伝えた。

今年上半期には中国国内の金消費量が大幅に回復した。内需を拡大し消費を促進する一連の政策が引き続き力を発揮するのに伴って、第1四半期(1-3月)には金アクセサリー消費が急速に回復し、第2四半期(4-6月)には清明節(先祖を祭る中国の伝統的な祭日、今年は4月4日)連休、メーデー連休、端午節(端午の節句、今年は6月14日)連休に休日消費が回復上昇したことなどにけん引されて、中国国内の金アクセサリー消費の回復の勢いが強まり続けており、中でも伝統的鋳造法による古法金のアクセサリー消費が力強く伸びて、金業界の回復をけん引する主な原動力になった。

20年に世界で感染症が発生すると、各国はこの危機に対処するために大規模な金融緩和政策を相次いで打ち出し、このため通年の金平均価格が27%上昇し、一時は1オンス1770ドル(約19万5千円)をつけて過去最高を更新した。(編集KS)

「人民網日本語版」2021年8月10日

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