ウィンタースポーツ科学技術サポート成果展がこのほど、北京首鋼園で開催された。中国国内初の量産型電動スノーモービル、中国初の独自開発のボブスレーなどが登場し、中国の各ウィンタースポーツ種目のナショナルトレーニングチームを支える最先端の科学技術成果がお目見えした。「北京日報」が伝えた。
今回の成果展はイノベーション科学技術成果エリア、「人」エリア、「機械」エリアの3部分に分かれ、中国初のワックスがけ車、コンパクト携帯型スポーツ風洞、スマートレストラン・栄養補給ステーション、中国国内初の量産型電動スノーモービル、特殊なトレッドミルなどさまざまな新設備・新技術が登場した。
首鋼園冬季トレーニングセンターでは、入り口に置かれた真っ赤な中国製ボブスレーが非常に目を引いた。スタッフの説明によると、これは中国初の独自開発のボブスレーで、車体には炭素繊維複合材料が採用されて一層の軽量化がはかられ、車体のラインは中国人選手の体型に合わせてデザインされている。現在、国際ボブスレー・スケルトン連盟に認証を申請中で、認証されれば、中国人選手が国産ボブスレーに乗って北京冬季五輪に出場する可能性が高まる。(編集KS)
「人民網日本語版」2021年8月11日