「世界の屋根」や「地球の第三極」と呼ばれている西蔵(チベット)は、豊かな野生動植物資源や鉱物資源を擁している。また、河川が縦横に流れ、湖が密集して分布していることから、「アジアの給水塔」とも呼ばれている。しかし、高原に位置することから、その生態環境は極めて脆弱だ。70年前にチベット平和解放が実現して以来、生態建設・環境保護事業はゼロの状態からスタートし、持続的な発展を遂げてきた。中国新聞網が伝えた。
2020年に開催された中国共産党中央委員会第7回チベット工作座談会において、「高原の生きている草木や千山万水をしっかりと保護し、チベット高原を全国さらには国際的な生態文明の高地を築き上げる」ことが強調された。(編集KM)
「人民網日本語版」2021年8月26日