深センの非化石エネルギー発電量が69.3%に

人民網日本語版 2021年08月30日13:16

南方電網深セン電気供給局がこのほど発表したデータによると、第13次五カ年計画期間(2016-20年)の深セン電網非化石エネルギー発電量が占める割合は69.3%にのぼり、クリーンエネルギーが100%フル活用された。同時に深セン電網の送電ロス率は約3%で、世界トップ水準に達している。人民日報海外版が伝えた。

深センの炭素排出管理・制御企業の第1陣として、同局は2013年に炭素取引に参加してから、その毎年の実際の炭素排出量はいずれも深セン市政府による同年の割当を下回っている。炭素排出権割当の剰余は累計9万3215トンで、時価価値に換算すると300万元(1元は約17.0円)近くにのぼる。

同局の関係責任者は、「クリーンエネルギー体制を構築するため、当局は資源配置の最適化に取り組んでいる。省エネ調整システムで新エネユニットを最優先レベルに設定し、全力で水力発電や太陽光発電などのクリーンエネルギーの電気網接続を推進している。同時に珠江デルタ石炭消費削減・抑制作業に積極的に協力し、石炭火力発電機を交代制で稼働停止させている。当局は昨年、省エネ調節により、標準石炭の使用を15万6800トン削減し、二酸化炭素排出量を43万1300トン削減し、脱硫装置により二酸化硫黄の排出量を1600トン削減した。深センの新エネ設備容量は第14次五カ年計画期間(2021-25年)に45万kW増加し、現地のクリーンエネルギー設備容量が占める割合は81%に上がる見通しだ」と述べた。(編集YF)

「人民網日本語版」2021年8月30日

最新ニュース

注目フォトニュース

コメント

| おすすめ写真

ランキング

  • 全部
  • 経済
  • 社会
  • 政治