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「深海1号」エネルギーステーション、6月末に生産開始

人民網日本語版 2021年06月11日11:07
「深海1号」エネルギーステーション、6月末に生産開始
8日に撮影された「深海1号」エネルギーステーションの一部施設。撮影・新華社記者 張建松

中国が独自開発・建造した10万トン級深水半潜水式石油生産・貯油プラットフォームである中国海油「深海1号」エネルギーステーションが6月末に生産開始する。生産開始後、広東省、香港地区、海南省などに毎年30億立方メートルのガスを安定的に供給する。新華社が伝えた。

「深海1号」エネルギーステーションは南中国海瓊東南盆地の「深海1号」(陵水17—2)大型ガス田に位置し、海南島から150キロメートル離れている。同ガス田は中国初の1500メートル深水自営大型ガス田で、天然ガスの確認埋蔵量は1000億立方メートル超。同エネルギーステーションはこの大型ガス田の開発に用いられる。

ヘリから現場を見ると、見渡す限り果てしない南中国海の中で、「深海1号」は雄壮なる鉄の巨人のように波に打たれながら誇り高く青い海面に直立している。現在すでにエネルギーステーションのすべての設備の設置作業が完了しており、作業員が最終段階の調整を行っている。(編集YF)

「人民網日本語版」2021年6月11日

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