広東省深セン野生動物園のパンダ館で飼育されているジャイアントパンダの「秋浜(シュウヒン)」が9月8日、18歳の誕生日を迎えた。同園は、「秋浜」のために「秋」をテーマとした誕生会イベントを開いた。「秋浜」が深センで誕生日を迎えるのは、今年で5回目となる。中国新聞網が伝えた。
深セン野生動物園の担当者は、「『秋浜』と『隆浜(リュウヒン)』は双子でいずれも雄、2003年9月8日に日本和歌山県白浜町のアドベンチャーワールドで誕生した。2007年10月28日、双子のパンダは故郷である四川省成都パンダ繁殖研究基地に戻り、『秋浜』は2017年4月7日、深セン野生動物園に引っ越してきた」と紹介した。
また、同日、深セン野生動物園は、「秋浜」のために、秋のムードが色濃く漂うバースデーケーキを準備した。同園の飼育員は、「秋生まれであることから『秋浜』と名づけられた。秋は、果物がたわわに実る季節なので、バースデーケーキには、『秋』の要素を採り入れ、タケノコやウリの層を重ね、ケーキの周りには、秋のモモやナシ、キウイ、ブドウ、ザクロ、ミカン、リンゴなどを飾った」とした。(編集KM)
「人民網日本語版」2021年9月10日