第4回中国国際輸入博覧会のオンラインナショナルパビリオンの試験運営式が13日、国家エキシビションセンター(上海)で行われた。中国新聞社が伝えた。
中国国際輸入博覧局の劉福学副局長は、「ナショナルパビリオンは輸入博を構成する重要な要素であり、第1回輸入博の開催以来、広く各方面の注目を集めてきた。第4回輸入博は『回数を重ねるごとにますますよくなる』との全体的要求を踏まえて、出展スタイルを刷新し、3Dモデリングやバーチャルエンジンなどの技術を採用して、出展する各国のためにデジタル展示ホールを丁寧に構築するなどして、新たな試みと積極的な模索となった」と述べた。
第4回輸入博オンライン・ナショナルパビリオンは画像、動画、3Dモデルなどを通じて、出展国の発展の成果、優位性ある産業、文化・観光、代表的企業などを紹介し、「来場者」は家にいながらにして各国の美しい景色やおいしい食べ物などを目で見て十分に楽しむことができる。
劉氏は、「オンライン・ナショナルパビリオンは輸入博がもつ人的・文化的交流のプラットフォームという役割を効果的に発揮させ、各国の文明が交流し相互に参照し合い、中国と海外の人々が心を通じ合わせるための虹の架け橋になることが期待される」と述べた。
同パビリオンは試験運営期間中、展示内容の一部を先行的にオンライン化し、PRと本番前の準備を進める。11月5日の輸入博開幕後は、オフラインのナショナルパビリオンと歩調を合わせて運営を行うという。(編集KS)
「人民網日本語版」2021年10月14日