香港特別行政区(香港特区)政府はこのほど、12月10日午前9時から、香港健康コード(略称・港康コード)システムの運用をスタートすることを明らかにした。アカウント登録を申請した市民は、「港康コード」の機能をできるだけ早く試し、慣れることで、香港地区と大陸部間の通関手続が正常に戻った際に、スムーズな通関が実現すると期待されている。新華社が報じた。
「港康コード」の申請者は、氏名、身分証明書番号とその発給日、連絡先電話番号、自宅住所などの個人データを登録すると同時に、香港地区での居住証明をアップロードする必要がある。アカウント登録が無事終了した後、アップロードした新型コロナ感染リスク通知アプリ「安心出行」の外出記録およびウェブ上で申告した健康状況もデータに加えられ、システム上で滞在住所や過去21日間の外出記録との照合、および濃厚接触者リストとの照合を経て、システムが、個々人の「港康コード」のリスク別の色について「赤」、「黄」、「緑」のいずれかを判定する。(編集KM)
「人民網日本語版」2021年12月7日