交通運輸部(省)長江通信管理局がこのほど発表した情報によると、全面的に国産化された長江本流北斗衛星地上強化システムプロジェクトがすでに完成し、使用開始された。北斗スマート船舶搭載端末が次々と水上輸送市場に進出している。長江北斗システムは現在すでに1万5000隻以上の船舶、1700セットの船舶緊急位置指示ビーコン、4000セットの個人遭難ビーコン、5600基の本流航路標識にサービスを提供している。新華社が伝えた。
長江通信管理局の陸民軍副局長は、「現段階において、長江北斗は港湾、埠頭、水運業者などの民間ユーザー及び測量、利水・治水などの機関にサービスを提供できる。また長江本流海事監督管理、航路メンテナンスなどの水関連の管理当局に時空データサポートを提供できる」と述べた。
長江本流北斗衛星地上強化システムプロジェクトは2018年11月着工し、12ヶ月で主体工事が完了した。長江本流に106ヶ所の北斗強化システム基準ステーションを設置し、カバー面積が8万平方キロメートル以上にのぼり、2年早く長江本流北斗衛星地上強化信号のフルカバーを実現した。(編集YF)
「人民網日本語版」2021年12月28日