科技日報社が主催し、一部の両院院士とメディア関係者が共に選出した2021年中国・国際10大テックニュースが26日、決定した。科技日報が伝えた。
2021年中国10大テックニュースは下記の通り。
(1)異質四倍体野生稲の高速栽培化がブレイクスルーを遂げた。
(2)量子コンピューターのプロトタイプ「祖衝之号」「九章二号」の開発に成功。
(3)中国初の火星探査任務「天問1号」が火星に着陸。
(4)中国の重要科学技術インフラである高標高宇宙線観測ステーションの「LHAASO」が現在までで最大エネルギーの光子を発見。
(5)「神舟」が2回にわたる打ち上げに成功、中国人が宇宙に長期滞在することになった。
(6)金沙江白鶴灘水力発電所が稼働開始。
(7)(2021年という)第14次五カ年計画のスタートの年に、科学技術体制改革措置が集中的に打ち出された。
(8)デンプンの完全な人工合成に初成功。
(9)ケーラー幾何学における2つの中核的な予想が証明された。
(10)中国初の新型コロナウイルス特効薬の使用が承認された。
2021年国際10大テックニュースは下記の通り。
(1)ブレイン・マシン・インターフェースが脳内の「筆跡」を文字に変換できた。
(2)今までで最も正確な測量結果がミュオン異常が明らかに。
(3)巨視的物体の量子もつれに確かな証拠が得られた。
(4)火星探査機「天問1号」が火星着陸に成功。
(5)大型ハドロン衝突加速器(LHC)が宇宙が誕生した瞬間の「最初の物質」を解明。
(6)ゲノム編集技術「CRISPR」のヒト治療効果が初めて証明。
(7)ブタの腎臓が初めてヒトへの移植に成功。
(8)新型コロナウイルスの変異に対応する特効薬が次々と現れた。
(9)初の自己複製する生体ロボットが誕生。
(10)AI(人工知能)が新たなタンパク質構造を予測可能に。(編集YF)
「人民網日本語版」2021年12月27日