中国国家鉄路集団有限公司(以下、「国鉄集団」)によると、2021年における国際定期貨物列車「中欧班列」の運行数が前年比22%増の1万5000本、コンテナ(TEU)取扱数量が同比29%増の146万TEUに達し、世界の産業チェーンとサプライチェーンがスムーズに流れるよう保障し、新発展の構造構築に多大な貢献を行った。人民日報が報じた。
国鉄集団は、沿線の国の鉄道当局とのコミュニケーションや調整を積極的に強化し、新型コロナウイルス対策を講じることを前提に、通関地での引き継ぎ、列車作業、情報交換、価格の統一などを円滑に行い、海運や空運の貨物供給源からの移行に努め、中欧班列の安全で円滑な運行を保障し、運行数の大幅増につなげた。また国鉄集団は、中国西部エリアの「西部陸海新ルート」の列車を統一して手配したことで、年間コンテナ(TEU)取扱数量は同比57.5%増の57万TEUに達した。(編集KN)
「人民網日本語版」2022年1月5日