
17日間にわたる北京冬季五輪が北京時間20日午後8時、中国国家体育場(バードネスト)で順調に閉会した。閉会式の「幻想的な五輪」が夜空を照らし、再び観客にサプライズをもたらした。科技日報が伝えた。
開会式で浮上した「氷晶の五輪」と閉会式のきらめく「幻想的な五輪」には終始、力強い宇宙テクノロジーのサポートがあった。北京良辰光啓デジタル技術有限公司(以下「良辰光啓」)は四川長虹電源有限責任公司と共同で電力供給システムを研究開発し、開会式の「氷晶の五輪」電力供給システムサポート活動を順調に行った後、前後呼応するように再び閉会式の「幻想的な五輪」に電力供給システムを提供した。次々と技術イノベーションとブレイクスルーを実現した。
五輪シンボルの特殊な構造については、製品の適応性が最初の難題となった。良辰光啓の王哲総裁は20日、取材に対し、「五輪の電力供給の需要に基づき、30kWhの蓄電池システムを配置するとともに、これを五輪シンボルのフレーム内の限られた空間内に設置しなければならなかった。プロジェクトチームは画期的なモジュール化設計法を編み出し、蓄電池システムを複数の小さなサブ蓄電池モジュールに設計し、蓄電池システムの五輪シンボルの複雑な空間内の適応性の問題を解決した」と述べた。
これに続き、重量オーバーという新たな難題が生じた。五輪全体の当初の設計重量は3.5トン超で、電力供給・配電システムの重量は550キログラム超だった。王氏は、「構造の強度と安全を保証した前提で構造設計をさらに最適化し、構造部品の重量を減らした。最終的に電力供給・配電システムの重量を100キログラム以上減らし、減量の割合は20%近くに達した」と答えた。
複数のサブ蓄電池が並列して五輪シンボルシステム・設備全体に電力供給する。そのどれか1つの蓄電池に故障が生じた場合でも、システムは故障した蓄電池を速やかに隔離でき、電力供給システム全体の正常な作動に影響を及ぼさない。(編集YF)
「人民網日本語版」2022年2月21日
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