国務院新聞弁公室は7日、「安定を一番に置き、安定を維持しながら前進することを堅持し、質の高い発展を推進して新たな進展を遂げる」をテーマにした記者会見を開いた。同委の連維良副主任は、「ロシア・ウクライナ紛争は世界経済の発展により大きな不確実性をもたらすことになるが、中国経済の強靱性は高く、ポテンシャルは十分にあり、可能性は大きい。中国の経済発展を取り巻く外部環境はより複雑で厳しいものになっているが、中国経済の長期的に好転する基本面は変わることはなく、経済運営を合理的な範囲で維持するためのしっかりした基礎と条件が引き続き備わっている」と述べた。
連氏は、「『一帯一路』(the Belt and Road)の共同建設の面では、ロシアもウクライナもともに『一帯一路』共同建設国であり、中国は引き続きロシアとウクライナを含む共同建設国とともに、平和協力、開放包摂、相互学習・相互参考、互恵ウィンウィンのシルクロード精神に基づいて、『一帯一路』共同建設の質の高い発展を推進していく。私たちは関係各方面が対話を通じて問題を平和的に解決し、世界経済への打撃と影響を最小限に食い止めるよう努力することを期待する」と述べた。(編集KS)
「人民網日本語版」2022年3月8日