中国を筆頭とする初の新型コロナPCR検査国際標準が発表

人民網日本語版 2022年04月21日11:11

国際標準化機構(ISO)が19日、「体外診断検査システム-核酸増幅法を用いたSARS-CoV-2検出に関する要求事項と推奨事項」(ISO/TS 5798:2022)国際標準を発表した。同標準は、市場監督管理総局(標準委)が華大基因や中国標準化研究院などの機関を組織して打ち出すとともに、世界の専門家と共同で作成したもので、ISOが発表した初の新型コロナウイルス検出に特化した国際標準だ。科技日報が伝えた。

同標準は新型コロナウイルスの特徴と検出の需要を結びつけ、ウイルス診断及びスクリーニングの核酸増幅法をめぐり、ウイルス検出方法の設計、開発、検証、確認、実施に対して技術的要求を定めた。同標準はウイルス検出の分析実験の全フロー・ステップを規定し、正確度、検出限界、包摂性、特異性などのウイルス検出の総合評価指標を明確に定め、ウイルス検出の品質体制を全面的に構築し、ウイルス検出の品質コントロールに標準化の手段を提供した。同標準は世界の医学実験室、体外診断検出キットの開発者、メーカー、研究機関に重要な技術的根拠を提供した。世界とPCR検査の先進的な技術成果と成功経験を共有し、世界の感染対策の安全性と有効性の促進に向けて積極的な役割を果たすという。(編集YF)

「人民網日本語版」2022年4月21日

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