北京市疾病予防管理センターの龐星火副センター長が5月2日に行なわれた同市の新型コロナウイルス感染症対策に関する記者会見で説明したところによると、5月1日午後3時から2日午後3時まで、同市で新たに確認された新型コロナウイルス感染者は50人、そのうち確定例(患者)は41人、無症状感染者は9人だった。北京の3つのエリアが中リスク地域から高リスク地域に引き上げられた。新華社が伝えた。
龐氏によると、同センターは4月22日以降に多くの感染者が発生・続発したケースについて、次の3つの特徴があることがわかった。1つ目は感染が広がった時期に集まって食事をした人が多いこと▽2つ目はワクチンを接種しておらず、感染リスクが高かったこと▽3つ目は活動の範囲が広く、感染症が複数の地点で散発的に発生したことだ。
同委の李昂副会長は、「ウイルスの感染を早急に食い止め、感染拡大を抑えるため、北京市感染症対策指導チームの計画に基づいて、5月3日、4日、5日には生態保全エリア5ヶ所を除き、市内の東城、西城、朝陽、海淀、豊台、石景山、房山、通州、順義、昌平、大興、北京経済技術開発区の12ヶ所で、3段階の地域レベルのPCR検査によるスクリーニングを連続して実施する」と述べた。(編集KS)
「人民網日本語版」2022年5月3日