「織物職人」と呼ばれるキムネコウヨウジャク(バヤウィーバー)が今年も巣を作った。(撮影・陳永剛)
毎年4月になると、動物界で「織物職人」と呼ばれるキムネコウヨウジャク(バヤウィーバー)が雲南省普洱市孟連傣族拉祜佤族自治県にやって来て巣を作り、次の世代を産み育てる。今年も例年と変わりなく、木のあちこちに巣がぶら下がる様子がみられる。ひょうたんのような、パイプのような形をしたこの巣は、キムネコウヨウジャクが近くの草を運んで織り上げたものだ。
「織物職人」と呼ばれるキムネコウヨウジャク(バヤウィーバー)が今年も巣を作った。(撮影・陳永剛)
「織物職人」と呼ばれるキムネコウヨウジャク(バヤウィーバー)が今年も巣を作った。(撮影・陳永剛)
巣の周りで見ていると、鳥たちはせっせと何度も往復し、口にくわえた細い草で巣を作っていく。村人たちの話では、巣が完成し、パートナーを探し、卵を産み、次世代を育てる一連の活動が終わって8月になると、鳥たちは次々に巣を後にする。巣は風に吹かれて地面に落ち、翌年になると新しい巣が作られるという。(編集KS)
「人民網日本語版」2022年5月1日