雲南・孟連 動物界の「織物職人」が今年も巣作り

人民網日本語版 2022年05月01日14:35

「織物職人」と呼ばれるキムネコウヨウジャク(バヤウィーバー)が今年も巣を作った。(撮影・陳永剛)

毎年4月になると、動物界で「織物職人」と呼ばれるキムネコウヨウジャク(バヤウィーバー)が雲南省普洱市孟連傣族拉祜佤族自治県にやって来て巣を作り、次の世代を産み育てる。今年も例年と変わりなく、木のあちこちに巣がぶら下がる様子がみられる。ひょうたんのような、パイプのような形をしたこの巣は、キムネコウヨウジャクが近くの草を運んで織り上げたものだ。

「織物職人」と呼ばれるキムネコウヨウジャク(バヤウィーバー)が今年も巣を作った。(撮影・陳永剛)

「織物職人」と呼ばれるキムネコウヨウジャク(バヤウィーバー)が今年も巣を作った。(撮影・陳永剛)

巣の周りで見ていると、鳥たちはせっせと何度も往復し、口にくわえた細い草で巣を作っていく。村人たちの話では、巣が完成し、パートナーを探し、卵を産み、次世代を育てる一連の活動が終わって8月になると、鳥たちは次々に巣を後にする。巣は風に吹かれて地面に落ち、翌年になると新しい巣が作られるという。(編集KS)

「人民網日本語版」2022年5月1日

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