4月29日、嘉陵江は2022年の牛の放牧シーズンを迎え、上空から牛を眺める活動「雲の上から牛を見る」が中流の四川省南充市蓬安県でスタートし、俯瞰する形で今年のシーズン開始の様子を見ることができた。牛小屋の柵の扉が開くと、100頭を超える牛が川に押し寄せ、水草が生い茂る中州の太陽島に向かって懸命に泳いでいく。牛たちは流れの中を進み、数分後に太陽島に到着すると、青々とした草を嬉しそうに食んだ。牛たちは日が昇ると河を渡って草を食み、日が暮れると戻って来て柵に入る。地元の人はこうした様子を「百頭の牛の大群が川を渡る」と表現する。(編集KS)
「人民網日本語版」2022年5月1日