四川省宜賓市のスマート軌道快速交通システム(スマートレール電車)は2019年12月にT1ラインが開通し、現在は同市の中心市街地エリアでスマートレール2本を運営し、さらに5本が建設中だ。
同市に本社を置く四川省中車鉄投軌道交通有限公司がこれまでに全国で建設したスマートレールは合計50キロメートルを越え、建設中の都市スマートレールは合計200キロメートルに達するという。
スマートレール電車は中国が独自に開発したもので、見た目は軌道電車に似ているが、レールや配管は必要なく、道路上に白いバーチャル軌道がはっきり書かれていれば、車両はレールをたどって進むという技術によって運行される。(編集KS)
「人民網日本語版」2022年5月21日