中国全土の鉄道で4月8日からダイヤ改正　中・東部の高速鉄道運行を最適化

中国の鉄道公式サイト・12306は今月26日、より幅広い旅客の需要を満たすべく、4月上旬に鉄道当局が旅客列車のダイヤ改正を実施することを明らかにした。関連する準備作業を確実に進めていくため、4月8日以降に出発する各旅客列車のチケットの販売を一時的に停止する。販売は4月2日から再開される予定だ。新華社が報じた。

国鉄集団の関係責任者によると、4月8日0時から、中国全土の鉄道でダイヤ改正が実施される。ダイヤ改正に当たり、開通した鉄道新路線や旅客列車・貨物列車の運行構造調整が統一して検討され、輸送力資源を的確に配置し、国民経済の安定した運営やハイレベルな対外開放に積極的なサービスを提供する。

1） 中国中・東部地域の高速鉄道運行ルートを最適化し、旅客の選択肢のバリエーションを増やす。

間もなく開通する予定の湖北省の黄岡と黄梅を結ぶ高速鉄道の連絡線としての機能が発揮されると、中・東部の高速鉄網に活気がもたらされることになる。

2） 燃料炭の輸送能力を向上し、国民経済の安定した運営に積極的なサービスを提供。

2022年の石炭の中長期輸送契約の需要に合わせて、燃料炭の直行貨物列車が54本増やされ、燃料炭の供給保障能力をさらに増強。

3） 国際貨物列車やシー・アンド・レールを増やし、ハイレベルな対外開放にさらなるサービスを提供。

中国国内の一部の都市の国際定期貨物列車の運行を増やし、国際物流の連携、貿易の発展を促進し、グローバル産業チェーン、サプライチェーンの安定やハイレベルな対外開放にさらなるサービスを提供する。（編集KN）

「人民網日本語版」2022年3月29日