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国際スケート連盟(ISU)は7日、タイで総会を開き、シニアのフィギュアスケート国際大会に参加できる選手の年齢制限を、段階的に引き上げることを可決した。
2022‐23年シーズンは15歳のままとし、23‐24年シーズンは16歳、24‐25年以降は17歳と段階的に引き上げるとしている。
あるメディアは、年齢制限が引き上げられると、北京冬季五輪に出場した15歳のカミラ・ワリエワ選手が活躍したようなシーンは「過去の歴史」になってしまうことを意味すると評している。ISUは、「年齢制限を17歳に引き上げることで、低年齢選手に対する心身の負担を軽減できるほか、選手寿命を長くすることにつながる」と理由を挙げている。
反対の声も上がったが、引き上げは可決された。これによりフィギュアスケートの世界的な競争の環境も変わることになりそうだ。(編集KN)
「人民網日本語版」2022年6月10日