華為(ファーウェイ)技術のイノベーションをめぐるイベント「イノベーションの視野を開拓:イノベーション・知的財産権フォーラム2022」が、8日に深セン市で開催された。ファーウェイはフォーラムで10大発明成果を発表し、その中には、加算器ニューラルネットワーク、多目的ゲームアルゴリズム、虹彩認証、全精度の浮動小数点演算、ヘッドアップディスプレー(HUD)、決定論的IP、5Gシングルエアー、アクティブ-アクティブ構成のネットワークハードディスクなどが含まれていた。中国新聞社が伝えた。
加算器ニューラルネットワークの発明は精度が保証されることを前提として、計算の消費電力と回路の面積を70%削減し、関連技術は各種の端末デバイス、消費者向け電子製品、スマートカー、電気通信ネットワークに幅広く応用することが可能だ。多目的ゲームアルゴリズムの発明は自動運転における重要な課題を解決した。これには都市の道路の人と車が混在する複雑なシーンにおける測位、感知、意思決定という課題が含まれる。
報告書「2021年EU(欧州連合)産業研究開発(R&D)投資スコアボード」によると、ファーウェイのR&D投資は世界の企業の中で2位だ。2021年は1427億元(1元は約20.0円)を投入し、これは売上高の22.4%にあたる数字だ。またここ10年間近くの投資額は累計8450億元を超えたという。(編集KS)
「人民網日本語版」2022年6月9日