国家電網によると、白鶴灘〜江蘇±800kV超高圧直流送電プロジェクトが1日に竣工し、稼働開始した。これは中国の「西電東送」(西部地域で発電した電気を東部地域に送電すること)プロジェクトの戦略的大動脈であり、毎年クリーンエネルギーを300億kWh以上送電できる。

6月15日、130メートル余りの電線を架設する江蘇送変電有限公司の工事作業員。撮影・史俊
四川省、重慶市、湖北省、安徽省、江蘇省を跨ぐ同プロジェクトは、全長2080キロメートルで、投資総額は307億元(1元は約20.2円)。
国家電網超高圧部の種芸芸副部長は、「同プロジェクトは世界で初めて『従来型直流+フレキシブル直流』のハイブリッドカスケード超高圧直流送電技術を研究開発し、超高圧直流送電の大容量、長距離、低消耗、及びフレキシブル直流送電の柔軟なコントロール、高いシステムサポート能力という優位性を集約している」と述べた。

6月28日に撮影された白鶴灘水力発電所。撮影・曹夢瑶
同プロジェクトは竣工・稼働後、華東地域の毎年の発電用石炭の使用を1400万トン削減し、二酸化炭素排出量を2500万トン以上削減できる。
「西電東送」は中国のエネルギー発展の重要戦略で、同プロジェクトは四川省の水力発電の大規模開発と外部送電を推進する。2021年末現在の四川省の水力発電設備容量は8947万kWで、水力発電設備容量及び年間発電量でいずれも全国一になっている。白鶴灘水力発電所は金沙江本流区間に位置し、設備容量は1600万kW、三峡発電所に次ぐ規模で、2022年の完成とフル稼働を予定している。(編集YF)
「人民網日本語版」2022年7月4日
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