山東省東営市出身で1992年生まれの劉宇さんは現在、北京市で住み込みのベビーシッターとして働いている。劉さんは、2015年に中国国内の大学に進学して声楽を学んだ後、日本に1年間語学留学した。2016年に帰国した劉さんは、北京でメイクアップアーティストの仕事を始めた。そして2017年、バイオリンやピアノの演奏ができる上、日本語と英語にも堪能なことから、ある家庭から住み込みのベビーシッターとして招かれ、自分の強みを生かしつつ5年間にわたってベビーシッターの仕事を続けてきたという。彼女は、「自分が『住み込みのベビーシッター』という仕事を選んだことについて、理解できないという人が少なくないが、この仕事に就いたことで、自分が急成長できたと実感している。自分がやりたいことを選択できた上、その仕事から成長や楽しみが得られている」としている。(編集KM)
「人民網日本語版」2022年7月19日