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世界初の確定的ネットワークが山東省で発表

人民網日本語版 2022年02月24日14:05

紫金山実験室室長で、中国工程院院士を務める山東未来ネットワーク研究院院長の劉韻潔氏は済南市で23日、世界初の確定的ネットワークの成果を発表した。今回の発表セレモニーで、山東未来ネットワーク研究院、山東未来集団が発足した。科技日報が伝えた。

山東未来ネットワーク研究院と山東未来集団は劉氏のチームによる最新の「未来ネットワーク」技術を採用し、既存の資源を十分に利用し、山東省の16市、5600キロメートルをカバーする世界初の確定的基幹ネットワークを構築した。中国情報通信研究院の試験によると、確定的ネットワークの主要性能指標は世界トップ水準に達している。

ネットワークの発展は現在、「消費型」から「生産型」に転じている。従来のネットワークのテクノロジーアーキテクチャでは、生産型ネットワークの需要を満たせず、差別化された確定的なサービス能力が差し迫って必要だ。確定的ネットワークは生産型ネットワークのキーテクノロジーの突破口だ。大規模で確定的なサービス品質を提供できるネットワークの構築を目標に、工業、農業、サービス業にリアルタイムで高品質かつ高信頼性のネットワークサービスを提供する。3大産業の質の高い高度化モデル転換を全面的にエンパワーメントし、新産業、新業態、新モデルを生み出す。これは新世代ネットワーク通信体制の発展方向及びサイバー強国の重要な推進力で、中国がネットワーク通信分野で世界のトップになるよう後押しする。

確定的ネットワークにより、山東未来ネットワーク研究院と山東未来集団はすでに山東エネルギー、山東臨工、浪潮集団、済南棟梁集団、青島大学附属病院などの会社や機関と共に、「確定的ネットワーク+スマート鉱山、+スマート坑道、+スパコン計算力共有、+デジタルツイン、+リモート手術、+協同製造」など複数の典型的な応用シーンを構築している。企業の技術進歩・産業高度化を推進する重要な役割が初期的に顕在化しており、山東省のインダストリアルインターネットの建設とデジタル経済の発展に力強いサポートを提供する。(編集YF)

「人民網日本語版」2022年2月24日

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