第14回中国航空ショーが11月8日から13日まで広東省珠海市で行われる。6日に会場の様子を取材したところ、今回の航空ショーには「翼竜」シリーズの複数種類の新型機が集中的に登場することがわかった。中国新聞網が伝えた。
「翼竜」シリーズは2012年に第1回中国航空ショーに初めて登場して以降、中国のドローン産業の代名詞的な存在となっている。その後の10年間、「翼竜」シリーズは発展ペースが速く、種類が多く、用途が広く、任務遂行力が高いといった特徴を示し、軍民両分野で全面的に成果を上げ、海外進出を果たし、世界へ羽ばたいた。
「翼竜」シリーズは今回、ちょうど中国航空ショーへの出展10周年を迎える。今回は「翼竜-1E」や「翼竜-3」など多くの新機種が集中的に展示され、「翼竜」のシリーズ化による発展の新たな成果が披露される。
「翼竜」シリーズドローンは中国製ハイレベル・ドローンの「ナショナルチーム」における重要なシリーズの1つであり、これまでに「翼竜-1」、「翼竜-1E」、「翼竜-2」、「翼竜-2H」など、シリーズ化、多用途、対外貿易型の世代交代の発展構造を形成して、中国と外国のドローン市場における「スターブランド」になった。
中国航空工業界は今回の航空ショーで、「無偵7」、「無偵8」、「攻撃11」、「翼竜」、「雲影」、「旋戈」など多くの軍用・民生用ドローンのスターブランドを総合的に展示し、ドローンの出展規模は例年よりもさらに大きく包括的になり、「中国のナショナルドローンチーム」の実力の高さを大規模かつ体系的に示すことになる。(編集KS)
「人民網日本語版」2022年11月7日