中日国交正常化50周年を記念して、四川省の峨眉山市第二中学校と日本・新潟県の柏崎市立第五中学校の生徒たちは10月28日、オンライン上で「バーチャル相互訪問」イベントに参加した。
イベントでは、双方の校長や生徒代表が挨拶を行ったほか、丹精込めて作成された峨眉山市、及び柏崎市の紹介映像が放映された。また、峨眉第二中学校の生徒は、峨眉市の武術パフォーマンスを披露し、一方の柏崎市第五中学校は映像を通して体育祭の応援ダンスを紹介した。最後に、両校の生徒たちはビデオ通話を通して、中日友好を願う思いを語り合った。
峨眉山市と柏崎市は、1825年、柏崎市内の浜に「娥眉山下橋」と刻まれた木柱が流れ着き、それを伝え聞いた良寛和尚が七言絶句を詠んだことが縁となり、2005年に友好都市関係を結んだ。両市は近年、科学教育や人的・文化的分野の友好交流と互恵協力を展開している。今回の「バーチャル相互訪問」イベントにより、双方の青少年間の文化交流が促進され、親睦が深まったほか、両市の文化、教育といった分野の協力に力が注ぎこまれた。