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発展途上国の人々の中国に対する好感度がますます上昇 複数の海外調査

人民網日本語版 2022年11月15日13:54

英国ケンブリッジ大学が最近発表した最新調査報告によると、発展途上国の人々の中国に対する好感度がますます高まりをみせている。同大学の民主未来センターが10月末、137ヶ国・地域に住む世界人口の97%をカバーする30の調査データをまとめた結果、多くの発展途上国の回答者が中国に対してポジティブな見方を示していた。新華社が報じた。

ケンブリッジ大学と英国の調査会社「YouGov」が共同で展開した「グローバル化プロジェクト」も、中国が「世界の南方エリア」で広く歓迎されていることを示している。

同プロジェクトは今年8月から9月にかけて、約20ヶ国で実施され、成人1万人以上を対象に調査が行われた。調査結果によると、ラテンアメリカやアフリカ、アジアといった地域の発展途上国の人々の中国に対する好感度はここ2年で目に見えて高まりをみせている。そのうち、ナイジェリアの人々の中国に対する好感度は2021年の68%から2022年には83%まで、ケニアは58%から82%まで上昇した。

また米プリンストン大学の無党派研究ネットワーク「アラブ・バロメーター」が今年7月に発表した調査報告も、中東や北アフリカといった地域のアラブ諸国の人々の中国に対する好感度が高まっていることを示している。

2021年末から2022年春に、それら地域の9ヶ国の人々約2万人を対象に実施した同調査によると、モーリタニアやスーダン、イラク、レバノン、ヨルダンを含む7ヶ国の回答者が中国に対して、非常に良い、または比較的良い見方をしていた。

報告は、「中国は国際的視野を増強しており、特に、『一帯一路』(the Belt and Road)共同建設イニシアティブを打ち出し、中国と中東、北アフリカ諸国の経済交流が大幅に増えている」と指摘している。

また、別のアフリカ諸国の青年を対象にした民意調査でも、回答者の76%が「中国は世界に積極的なプラスの影響を与えている」と考えていた。

この調査では、アフリカの15ヶ国の18歳から24歳までの青年を対象に、対面で4507回のインタビューを行ったうえで、結論が出された。回答者が中国に対して積極的な見方をしている主な原因は、中国の商品は安くて品質も良いほか、中国はアフリカのインフラ整備に資金を投じて現地で雇用を創出していることなどが挙げられていた。(編集KN)

「人民網日本語版」2022年11月15日

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