中国初の量子半導体生産ラインが専用の測定プラットフォームを採用

人民網日本語版 2022年11月30日14:04

安徽省量子計算工学研究センターによると、中国の量子コンピュータ「悟空」が間もなく登場する。中国初の量子半導体生産ラインが現在、急ピッチで悟空に搭載する量子半導体を生産している。科技日報が伝えた。

中国が完全に制御可能な量子チップを高品質で生産するため、量子半導体生産ラインは中国初の量子半導体生産に特化した「NDPT-100」非破壊プローブ電気測定プラットフォームを採用した。量子ビットの電気抵抗を高速で正確な測定を実現でき、ほぼ非破壊で量子半導体の品質を調査し、量子半導体の良品率をさらに高めることができる。

同プラットフォームは合肥本源量子計算科技有限責任公司が完全に独自に研究開発したもので、最小測定範囲をミクロン級まで縮小し、プローブによる薄膜損傷の痕跡の直径は最小1ミクロン以内。半導体チップや半導体部品などの精密電気測定に適している。現在、非破壊プローブ電気測定プラットフォームはすでに中国初の量子半導体生産ラインで稼働開始した。

安徽省量子計算工学研究センター副センター長の賈志龍博士によると、同プラットフォームは量子半導体の工作機械の一つで、量子半導体を生産するための必要なツールであり、量子半導体をの研究開発期間を大幅に短縮でき、量子半導体の良品率をさらに高めることができる。(編集YF)

「人民網日本語版」2022年11月30日

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