広西洋上風力発電モデルプロジェクトが25日、防城港市で全面的に始動した。同プロジェクトは防城港洋上風力発電モデルプロジェクト(180万kW)と欽州洋上風力発電モデルプロジェクト(90万kW)に分かれている。人民日報が伝えた。
防城港洋上風力発電モデルプロジェクトの投資総額は約245億元(1元は約19.0円)の予定で、2023年末の1号機の発電開始と2024年のフル稼働を目指す。すべて完成した後の1年当たりの送電量は50億kWhを超え、500万世帯の基本的な電力需要を満たす見込みだ。標準石炭消費量を150万トン、二酸化炭素排出量を400万トン削減できる。基本的な電力需要を満たすほか、同プロジェクトはさらに洋上風力発電産業の広西壮(チワン)族自治区での形成、風力発電機・タワー・ブレード設備製造を中核とする産業クラスターの形成を牽引するものとなる。(編集YF)
「人民網日本語版」2023年3月28日