中国初のリニア観光専用路線の初列車が登場

車窓から風景を眺めるのは多くの人々が好むレジャー・観光スタイルだが、リニア列車の車窓から風景を眺めたことはあるだろうか。風景を眺めると同時にリニア交通の「磁気浮上」旅行による魅力を実感し、景勝地と一体化することにより、まるで絵画の中にいるかのような感覚になるようだ。中央テレビニュースが伝えた。

中国初のリニア観光専用路線である広東清遠リニア観光専用路線の初列車が24日に登場し、総合調整・試験段階に入った。線路の全長は38kmで、2期に分けて建設される。1期の全長は8km、年内に正式に開通する見通しで、広清都市間鉄道銀盞駅から長隆テーマパークへのスピーディな到達が実現される。

リニア列車は電磁力により列車と軌道の非接触の磁気浮上と方向誘導を実現した上に、リニアモーターにより牽引力を生み運行する新興交通機関だ。リニア列車は一般的な列車と比べると、軌道と騒音が少ない非接触運転を実現できるため、安定性が高く、乗客の快適性も大幅に向上。（編集YF）

「人民網日本語版」2023年3月27日