国務院新聞弁公室で3日に行われた記者会見で、国家インターネット情報弁公室の曹淑敏副主任は、2022年のデジタル中国建設の主な進展について説明した。その中で、「中国のモバイルIoT(モノのインターネット)接続数が初めて携帯電話ユーザー数を上回った。中国は世界初の『モノ』が『ヒト』を上回る国になった」と述べた。中国放送網が伝えた。
22年、中国のデジタルインフラの面では、「すべての市にギガビット、すべての県に5G、すべての村にブロードバンド」を実現した。22年末現在、建設・開通済みの5G基地局は累計231万ヶ所で、ギガ級光ネットワークが5億世帯超のカバー能力を備えている。モバイルIoT接続数が初めて携帯電話ユーザー数を上回り、「モノ」が「ヒト」を上回る世界初の国になった。IPV6のアクティブユーザー数は7億人を超えている。
22年、中国のデジタル経済は世界2位をキープし、経済成長を推進するメインエンジンの一つになった。デジタル産業が着実に拡大した。22年の電子情報製造業の売上高は15兆4000億元(1元は約19.3円)で、ソフトウェアの売上高は初めて10兆元を超え10兆8000億元にのぼった。業界のデジタルトランスフォーメーションが一層推進され、農業生産情報化率が25%を超えた。インダストリアル・インターネットが45の国民経済大類に全面的に浸透し、実物商品オンライン小売売上高が社会消費財小売売上高総額に占める割合が27.2%に達し、過去最高を更新した。(編集YF)
「人民網日本語版」2023年4月4日