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今、大学卒業生の就職シーズンを迎えている。新業態の出現及び労働環境の変化にともない、ますます多くの若者が仕事を探す時に自由度をより重視するようになった。
若者を対象として行った調査によると、回答した若者の88.3%が「自由度の高い仕事が望ましい」と答え、「非常に望ましい」は36.2%だった。分析によると、在学中の大学生は「望ましい」の割合が最も高く(92.7%)、次に高いのは働く若者(92.5%)だった。男性(89.7%)は女性(87.0%)を上回った。
若者はどんな面でより高い自由度を求めているのか。調査によれば、回答者の58.1%が「出退社の時間がより柔軟である」ことを求め、「働く場所が制限されない」は57.6%、「労働のリズムを自分でコントロールできる」は50.5%、「労働のスタイル・方法がより自由である」は46.6%だった。
仕事の自由度が高いとどんな能力がより試されることになるのか。回答者の57.8%が「協調・調整能力」と答えたほか、「自己推進力」(53.3%)、「プランニング能力」(52.3%)、「セルフコントロール能力」(51.6%)、「自律力」(49.5%)、「感情をコントロールする力」(21.8%)などがあがった。
また回答者の76.9%が「自由度の高い仕事は働く中で自分により大きな達成感を与えてくれる」との見方を示した。働く若者ではこの割合が82.1%に達し、より達成感を得ている様子がうかがえる。
若者1242人を対象としたこの調査では大学の在校生が32.0%、新卒者が25.3%、働く若者が42.7%それぞれ占めている。(編集KS)
「人民網日本語版」2023年4月14日