クロヅルの群れが最近、鳴き声を上げながら林の上を通過し、新疆維吾爾(ウイグル)自治区克拉瑪依(カラマイ)市の田畑にゆっくりと降り立った。人民網が報じた。
中国語では「灰鶴」のほか、「玄鶴」や「千歳鶴」とも呼ばれるクロヅルは、中国国家二級重点保護野生動物に指定されており、絶滅危惧種リストにも登録されている。毎年3月下旬になると、クロヅルは雲貴高原一帯から、新疆維吾爾自治区北部に戻り、繁殖する。クロヅルの群れは通常、エサが豊富で、静かで、自然環境の優れた平原や草地、沼地、田畑に飛来する。(編集KN)
「人民網日本語版」2023年4月26日