中国国務院新聞弁公室は今月14日午前に開いた記者会見で、今年9月に浙江省杭州市で開催される第19回アジア競技大会の準備状況について説明し、記者の質問に答えた。
アジア45ヶ国・地域オリンピック委員会全てが参加
杭州アジア競技大会は9月23日に開幕するため、今月15日で開幕まで100日のカウントダウンが始まった。現時点で、アジア45ヶ国・地域のオリンピック委員会全てが参加申込を済ませている。過去最大規模の代表団を送り込む予定にしている国・地域も多い。
中国人選手約900人が杭州アジア(パラ)競技大会に参加
中国で最高レベルを誇るアスリート約900人が同大会に参加する予定で、アジア各国・地域から参加するアスリートたちと白熱した戦いを繰り広げると期待されている。2018年にジャカルタ・パレンバンで開催された第18回アジア競技大会には、中国は845人からなる代表団を送り込んだ。
競技施設・会場56ヶ所全ての検査完了
関係責任者によると、杭州アジア競技大会の競技施設・会場は全て準備が完了。競技施設・会場は杭州のほか、寧波、温州、金華、紹興、湖州に設置されている。現時点で、競技施設・会場56ヶ所全ての検査が完了しており、競技を実施する機能を備えていることが確認されている。
今月15日に聖火の採火式開催
関係責任者によると、大会開幕100日前となる今月15日に世界文化遺産・良渚古城で聖火の採火式が開催されることになっている。また、開幕まで100日のカウントダウンをテーマにしたイベントで大会メダルや公式テーマソングなども発表される。(編集KN)
「人民網日本語版」2023年6月15日