「大運号——成都都市圏観光テーマ列車」の1本目となるC3346号が今月29日午前、四川省の成都東駅から雅安駅に向かって出発した。
C3346号のボディは、成都市で7月28日から開幕予定のFISUワールドユニバーシティゲームズをテーマにしたデザインに一新されており、車内の扉や荷物棚、ミニテーブルなどにも雰囲気を盛り上げるステッカーが貼られている。記念写真を撮影できるユニークな記念写真撮影ポイントも設置されているほか、かわいいパンダのクリエイティブグッズや成都の文化旅行宣伝資料も準備されている。1本目となるC3346号では、中国の国家級無形文化遺産に指定されている伝統芸能・川劇の「変臉」の伝承人がパフォーマンスを披露した。
この「大運号」観光テーマ列車は、成渝高速鉄道と成都市内の環状線鉄道に投入されている。
成都市文化ラジオ映画テレビ観光局の関係責任者によると、今年7月に同市で開幕するFISUワールドユニバーシティゲームズを賑やかに歓迎する雰囲気作りを目指し、同局は鉄道当局と協力して、「大運号」観光テーマ列車の運行を計画した。スポーツ文化と巴蜀文化、パンダ文化といった四川の特色ある文化の要素をうまく結びつけることで、乗客は旅の途中で、FISUワールドユニバーシティゲームズと四川文化の魅力をじっくりと味わうことができる。(編集KN)
「人民網日本語版」2023年6月30日