中国の国家級緊急時医療チームが40チームに

中国国家衛生健康委員会が3日午後に開いた記者会見で、同委員会医療応急司の郭燕紅司長は、「当委員会は財政部(省)と共同で、国家級の緊急時医療チーム40チームを立ち上げている。また、各省、市、県に対して、緊急時医療チームを立ち上げるよう指導しており、すでに6500チームが立ち上げられている」と紹介した。中国新聞網が報じた。

郭司長によると、「『健康中国2030』計画綱要」は、2030年をめどに、中国全土をカバーし、整備された緊急時医学救援体系を構築し、突発的な事案発生時の衛生対応措置能力と緊急時医学救援能力を先進国レベルにまで引き上げることを目標に掲げている。中国国家衛生健康委員会は近年、「人民至上、生命至上」という理念を堅持し、新型コロナウイルス対策においても、その能力増強に取り組み、経験を積み上げ、「スピーディーな対応、効果的な処置」を目標に、ウィークポイントの補強と得意分野のさらなる強化を目指し、際立った問題を解決し、健全な緊急時医療対応マニュアル体系を全面的に構築し、緊急時の各セグメントの業務を強化し、中国の特色を備えた緊急時医療体系をおおよそ確立している。（編集KN）

「人民網日本語版」2023年7月4日