深セン大学が「あまり夜更かしないように」と卒業生全員に枕をプレゼント

7月2日に行われた深セン大学の2023年度卒業式。

深セン大学の毛軍発学長は、卒業生向けの挨拶で、「問題を解決できる人になれるよう頑張ってほしい」というメッセージを送ったほか、「他人のため、世界のために問題を解決する時に、体調が足を引っ張ることがないようにしてほしい。挫折したと感じたり、職場で疲れ果ててしまったり、人生に迷ったりした時は、深セン大学の教員を訪ねてほしい。具体的な問題の解決はできないかもしれないが、プラスのエネルギーを伝えることはできるから。そしてあまり夜更かしをしないようにしてほしい。睡眠が一種の贅沢に思えるような時になって初めて時は移ろいやすく、夜がなかなか明けないとため息をこぼすようになってほしくない」と呼びかけた。

さらに、「今年、卒業生に贈る卒業プレゼントとして、特注の『探夢枕』を用意した。卒業生が、枕を高くして眠ることを願っている。夢の始まりの場所と寄り添い合い、翌朝、目覚まし時計ではなく、皆さんに解決してもらうことを必要としている問題、皆さんが叶えるべき夢に起こされることを願っている」と語りかけた。（編集KN）

「人民網日本語版」2023年7月6日